2014年2月26日水曜日

SONY ビデオコーダー2000 CV-2000プロトタイプモデル?(プロトタイプ?なのだが市場に出回っているのを見たことがある)

1964年11月17日発表 1965年4月国内発売予定
定価 198,000円
2分の1インチ、テープスピード秒19cm 最大63分
専用カメラ 88,000円
12インチモニタ(チューナー付き)64,000円
従来のテレビを使用する場合改造費1万円
ここではいわずと知れた最初の家庭用で買えそうな(カラーテレビを買うくらいの負担度・・)価格
買えないよな。第一回東京オリンピック(2回がありそうなので)の直前の9月TBSは
シバデン製7624型VT3台増設で従来のAMPEXのVR-1000を2台にカラーアダプタ装備で白黒3台カラー2台で合計5台(それ以前は2台で運用1台カラーで1台白黒どうやって番組制作して流していたのかは不明)

 その時代の家庭用なので時期が早いといえば早い。でも早かったので後々の80年代の対米貿易の槍玉に挙げられるほどの商売になったのだと思います。
 失敗作としてベータがよく挙げられるが研究開発に何歩も先に行っていたSONYは前にも書きましたがそれなりの特許を抑えているとは思いますがそれを他社が使えばそれが収入になります。
反対に特許を抑えていない会社は払わないと製造できません。
当然お互いに欲しい特許を持っていればクロス特許(お互いに使用権を認めて支払いなしなんで
お互い研究し発展しでいいこと尽くし、でも音楽のクロス特許みたいのは無いですね。)でお互い幸せで業界が繁栄なんですが、実際のところSONY対VHSの特許使用料の問題は一度調べる機会があれば・・・もしかするとVHSが売れればSONYが潤う状況だったかも・・ 80年代の新聞一面のベータの苦しい広告はと考えると・・・