2014年10月7日火曜日

セラミックカートリッジ(Ceramic Cartridges)2

ソリッドステートカートリッジ、マグニステイトカートリッジと呼称されたカートリッジは今まで
その後テクニクスとかが出していた半導体カートリッジと同じと40年近く思っていたのだが
間違いでした。たまたまマグニステイトカートリッジ付のプレーヤーをどの位のバイアスで
動かしているのだろうとアンプの中を開いて(パワーアンプがゲルマ2石は驚いたがまあこれは次回で)バイアスがかかっている構造にはなっていない。ためしにギターアンプにつなぐと思っている以上に良い音がする。いろいろ調べていたらビクターステレオの発売情報でソリッドステートカートリッジはいわゆる圧電型だが、可動部の実行質量を小さくして諸特性の向上をめざしたとのことで
たしかに針圧はこの機種で実測4gでロネット針みたいに可動支点?がゴムと硬いのが薄くなっている?だけでは共振周波数が違ってきます。(ベスタクスのカッティングマシンも商品化するうえで良い妥協の上でできていたのですが一度東洋化成の工場をベスタクスさんの好意で見学させていただいたときにノイマンのマシンとの違いはヘッドが鳴ってしまってもうすこし詰められれば・・と残念でしたが・・)でハイコンプライアンスを実現?しているので音の癖が減ってまあまあの音で聴けます。・・・
が1台のステレオにアンプが4台入りマルチアンプにそしてそれが4chステレオになったころには
特許が切れたためか中級クラスのステレオにも圧電型が付属されることが無くなったようです。
(コロムビアの廉価プレーヤーはまだ使っているようです。)

ナショナル製の60年代後半のセパレートステレオに組み込まれていたプレーヤーユニットです。
ターンテーブルが28cmなのかあとカートリッジ部分の操作部耳かけ?が針より後ろに付いているためか?(少し前ヘッドシェルを何個か調べましたが意外とテクニクスブランド物もがここまではいかないが他社と比べて後ろでした。(PAONEERも後ろのシェルがあって一時期はまってました。))レコードの扱いがしやすく、セミオート型でオートリピーター(欠品)を使えばリピート演奏ができ
豆電球の明かりでシングル盤かければホントにかっこよかったので(あとこの45回転のアダプターもレコードが扱いやすいので家では定番です。)・・・と思いきややはりでかい筐体の中じゃないと生えないところはありますが・・・

45と33の2スピードですが回転のつまみを抜いてぐるっと回せば60HZでも50HZでも対応します。


 電磁カートリッジは非磁性のアルミ製とかじゃないといけないのですが圧電型は関係ないっす。

こっから下は拾い物です。

オートリピーター

アームがレコードの初めの針の落ちるところにセットしておくと
アームレストに戻らずに永遠に?再生できます。