2013年10月23日水曜日

GUYATONE トレモロ VT-2





トレモロエフェクターはもともとFENDERなどのアンプのリバーブとともに標準エフェクトとして
装備だったこともあり単体のエフェクターはとしてはあまり見ません。そのなか90年初頭に発売されたGUYATONEのVT-2トレモロエフェクターです。小型の共通筐体に詰め込んでいるため
なかなかパターンを追い、検証するためオシロのテスター棒をあてるのが大変でした。
さて回路は昔ながらの正弦波を得て振らす方法ではなく
矩形波で振らしているので早くするとスパパパパというような感じで独特な効果が得られます。
そういえば修理依頼品でELKのツインっぽい一歩間違えると真空管と勘違いするトランジスタアンプでパワーが一般的な2電源の差動増幅ではなくて一昔の設計で大容量のカップリングコンデンサーがスピーカーの前に入っている回路・・・回路名忘れました。これは以外と楽器用
には合って良いです。
(そういう回路は昔のステレオで音の良いイメージがないのですが・・・)
そういやYAMAHAのF100B?ベースアンプこれもそういう構成ですがこれも良いです。人気のギターバージョンFシリーズはパワーの回路は違いましたがこれもこれで良いです。あと真空管アンプでトレモロの働かないものは音が出ると思っても壊れていると思ったほうが良いです。後々で他の故障が見えてきます。最後にさすがGUYATONE ビンテージトレモロVt-2ということですからもしかすると狙った年代が考えすぎ?あともう少し部品減らせばコストも・・。懲りすぎかもしれません。
ちょうどそのころビンテージギターブーム?がおきて名古屋でも中古楽器屋が一気に増えたころで
GUYATONEも再生産モデルでツインっぽいのとかTEISCOもスペクトラム5とか
あと書籍でも大塚氏のご飯食べながら楽しく読める電気実用講座の本とかエフェクターの本良かったな珍品堂とラーメンや・・・と思いきやネット上にありました。
http://www.diskdig.com/na.htm
私のは初版の1995年ですからまだ手に入るとは”電気実用講座”これは絶対にCD-R版でも手元においとくとご飯のおかずとして困りません。