1956年公開の上流社会を見ていたのだがバンド部分になるとステレオで磁気トラックっぽい鮮明な音に差し替えられていた。前にみた(MGMのVHD版だと思う)よりも、日本で公開されたときよりも
音は楽しいだろう。さて録音のマルチチャンネル化はレコードよりも映画のほうが先で(必要に迫られてという状況もあるだろう)ディズニーのファンタジアから説とかいろいろあるがとりあえず日本では映画のマルチチャンネル(めんどくさいのでステレオと書きます。)は前向きな東宝は意外と早く1960年くらいからバーブスペクタ方式(間違っていたらごめんなさい)のパン信号のはいった制御トラックでVictorの動くステレオシリーズ状態があったりで普及することなくぽつぽつとアルプスの若大将(これも記憶違いだとごめんなさい)があったりとで日本の映画は90年代くらいからぼちぼちだろうか・・・テレビこれも日本だが1969年の万博のときに数社からステレオのテレビ音声チューナーがでていたが(東芝の統一型VTRは唯一ステレオ録音ができた。)実際に定時放送は1978年からで、最初は鳴り物いりでアニメまでいろいろステレオ放送されて今後すべてステレオになるかと思いきや1980年初頭には引っ込めしまった。
テレビがステレオになるのはあと10年は待たないといけなかった。
さて1958年をピークにテレビに食われて映画は落ちて・・・差別化に大きいスクリーンにとかよく
モノの書に書いてあるが音はあんまりのようです。(1967年12月公開の日本一の男の中の男の植木等の”なせばなる”はレコード発売は無いが映画の長さでステレオ収録されたのがCDに収録されてました。)