2014年3月8日土曜日

シバデン(芝電気株式会社)ビデオテープ編集機

需要はほとんど無かったのでないかと思われるが2インチのビデオ編集はオーディオテープのように手切りで編集をしていた時代があったと聞くが高価なテープにはさみを入れるのは実際に出来たかどうかは謎ですが・・・
 実際に切る場合鉄粉かけて(3Mの磁気が見えるレンズ説もある)浮き出た磁気パターンを顕微鏡でみて切る。という話を聞いたことがあるが当然約2ミクロン単位の作業はそんなうまくいくはずも無い。運良く?つながったとしても(信号のつじつまが)予定した編集点で切れるかつなげるかは
なんともいえない。そこでこれ。
コントロールヘッド(固定だと読めないので回転ヘッドになっているらしい)で編集用パルスを読んで位置決めしてくれて切ってくれるそうで・・・でもつなぐのは手動でしょうね。やはりまだ技術が必要です。
(統一方VTRの教科書?も編集は手切り(でもヘリカルスキャンなのでかなり斜めに長く切るのは不可能)でオーディオ用のノリで切れと書いてありました。当然数秒編集点は画面に前のコマと次のコマの間のノイズが盛大に出ますが(下手すれば画面流れる。もっと下手だとヘッドが飛びます。飛んだら修理代は当時でも結構な金額が・・)教科書では気にするなだそうです。

つなぎ撮りとか民生機ではテープを編集点よりすこし巻き戻しておいてドラムサーボをソースでかけといてスタート時に戻した分助走しといて録画にきりかえて乱れの無いつなぎ目をAKAIの1/4VTR
に採用したのが最初でしょうか・・・SONYでもSL-J7でもつながりませんでしたし・・VHSはフロントローディングのステレオビデオだとそれがあったのですがその前はどうでしょうか?
また調べます。