2014年1月23日木曜日

FUJIYA電気のつづき

探していたらでてきました。
トランジスタ4石で写真をみるとキャプスタンドライブっぽいです。
テープレコーダーはピンチローラーとキャプスタンがセットと思いきや廉価な小型機はこれが無くて
リールのみ定速で回すのですが、リールの巻きの大小によってテープスピードが始めは遅く
最後は早くといったように速度がまちまちでハブの大きいのと小さいのを変えただけでスピードが
変わるし音楽どころではなくて某社のレコーダーが当時ジャンク屋で特価で投売りされていて
やはり安定せず使い物にならなかったと記憶している。
さてこれはそのへんは大丈夫そうなんだが例の直流バイアス方式なので音が良くない
そして帯域が5Kまでとなっているがまあ当時ではこんなものかな?
オープンリールでテープの記録幅が広いのでそこそこと言いたいところだがまだテープもヘッドも
発展途上で4トラ19cmだと今でも文句ないのだが4トラで4.8cmとなると音楽は厳しい
それに加えて直流バイアスだと全滅ですがまあ会話ようならなんとかですかね。
この4石ではゲインが足りずにガンガン鳴るのではなくて音量が小さいような気がします。
あと説明書からアンプとモーターで電池を分けているようでモーター用の電池がなくなってきたら
アンプ用と入れ替えてくださいとあるが一緒にした方がめんどくさくないのだが
カブのサブタンクと同じような感じかな?