2018年4月8日日曜日

2インチVTRのステレオ音声 1

2インチVTRは音声がモノのみなのでステレオ対応の1インチに変わったみたいな話が多いのだが、2インチ時代の
1970年5月の越路吹雪の日生劇場でのライブのビデオは音声がステレオになっている。
もう少し前になるがゲバゲバのBGMがステレオで収録されていたりで謎が多々あるのだが
(テスト放送は万博番組を2カ国語とかあったようだ(Pioneer TVX-90それ以外のチューナーは聞いたことがない)1978年テレビのステレオ放送がとりあえず始まる(始まったのだが、アニメ等ステレオ化されたがすぐにモノに戻ったりビデオもステレオ対応機種はメーカーに1機種あれば上等の時代(これを買うしかなかったが・・))
さて越路吹雪のビデオのステレオ音声だが(そういやVenturesのライブはさすが東芝で強引に手動のテープのスピード調整で(同録の音声ではないものも)ステレオテープにフィルムを同期させている。(ピッチが変わるとか文句言わずにぜひ買おう音楽の楽しいところは十分入っているので)という風ではなくてビデオ(ローバンドだろうか?カメラの感度の問題だろうか?解像度がちょいと低いが、ちゃんと同期している。)

フィルムでの音声同期システムがあったのでその応用かSMPTEタイムコードで同期(1970年規格化なのでどうか?もしかするともう少し後かもしれないが日立電子の2インチテープで絵は二分の一で残りは4chの音声+キュートラックといったMAの元祖みたいなVTRで音を収録し通常の2インチVTRで同期か?)と考えていたが、
2インチで2chの音声を記録できるVTRがあったのを当時を知っている人から聞いたのだが
磁気記録の音声は波長が長いのでテープの深いところに記録されるが映像波長が短いので
表面に記録されるというのを利用(後のVHSのハイファイ見たな感じ?)してステレオ音声が得られるのがあったような話を聞いた。
トラックパターンと音声はリニアか回転ヘッドでFM記録(HIFI音声の特許は日立が持っていたような気が・・)か詳細は全くわからない。