2016年12月13日火曜日


LUNCHBOXという共立商会のアンプが気になっていたときもあったが、いろいろ忙しかったり価格がちょいと(FENDERの12インチスピーカー2本入っている定番似のトランジスタ機のほうが安い!)ということですっかり忘れていた。最近エレハモのコンパクトエフェクターサイズのアンプの音を聞いてから”これだったら、軽いし小さいし持って歩くのに良いのではないか”と思ったのだが大きさの割りにこれも高価。そんなら最近著名なアンプの小型レプリカが各社から安価に出ているので
プリ部だけそのまま使ってパワーアンプ部を150Wクラスのアンプを追加して、6インチのスピーカーをそれなりに突っ込んでも飛ばないのに変えてあと電源を用意すればそこそこ使えるのではないかということで何種か改造用に手に入れた。
さて、パワー部だが安い中華デジタルアンプ(500円で150W(中華表記なので2Ω負荷・・))の基盤を何種か手に入れた。まずプリの出力探しだが元のパワーICの前から取り出せばいいのだが、電源食いそなところから見たこと無い規格番号を調べるが、めぼしいところは全部電源IC。一晩寝ても分からなかったので回路図を探したところICの型番が判明したのだが、やはり見つからない。イヤな両面基盤のプリントパターンをスピーカー側から追っていくと米粒くらいの四角い物体に繋がっている。
米粒くらいのパワーIC、当然型番が書いてあっても小さすぎて読めないのだが
パワーアンプICのデーターシートをかたっぱしから見てピンの信号とデータが一致するICが見つかったので解決。
とりあえずバラックで組んで鳴らしてみると嫌なノイズがのる。アースの引き回しを見直すとノイズは気にならないレベルまで抑え込めた。
元箱に入れて鳴らすとマスター12時の位置で箱が耐えられなくて箱が鳴り出し走り出す。
ただ音量感は同じ8インチのスピーカーの15Wアンプの方が箱が大きい為負けます。
結果は無駄な努力で魔改造は破綻の例です。