2015年8月6日木曜日

ボイジャーに積んでいるレコードと玉音放送のアセテート盤が公開されたりと,
ここのところレコードの話が続いています。

玉音放送の録音機材その他覚え書き。

・マイク マツダ(東芝)A型ベロ
・録音機(78回転カッティングマシン) K型14録音機 2台
                       その他録音装置 2組
                       録音増幅器
                       2連再生機(チェック用)

(2台2組とあるがトラブル防止のため並列で録音していたのであろうか?)
2回録音されたということだが今回公開されたものは3枚組と2枚組のセットでどういう組になっているのか不明。あと”戦時中のため録音盤の品質が非常に悪いので放送に使う盤は針を通さないのを出したいので、最初の録音した悪い部分をお聞かせします。”とのことです。

・記録では録音盤2組(それぞれ2枚づつ都合4枚)
・放送当日それまで放送出力は10KWだったがその日は60KWに。
・録音盤は2組のうち一組は地下のスタジオに予備として設備。
・公開されていた盤のもう一枚で食糧難打開についての録音1946年5月21日(放送1946年5月24日)


当方で見たことのある録音盤でアセテートのもので保存の良くないものは剥がれたりして地金のアルミがみえている状態が多いです。真ん中だとOKなのですが針の通るところだと修復といっても
どのようにやっているのでしょうか?さすがにニュースは書いてありませんでしたが・・